南部徳洲会病院総合診療専門研修プログラム

プログラム統括責任者

西島 功(心臓血管外科部長/総合診療科)

 

プログラムの特徴

 昭和54年に沖縄県南部地域に開設、翌年には沖縄県民間病院救急指定1号指定。
 昭和60年からは洋上救急協力や自衛隊機離島救急搬送協力を始めるなど「救急を絶対に断らない病院」を合言葉に職員一丸となって取り組んでいる。また、当院屋上にはヘリポートを設置し(沖縄県ドクターヘリ、やんばるレスキューヘリ、奄美ドクターヘリ)が運用するとともに、南部地域の5消防本部(那覇、糸満、豊見城、島尻、東部)とドクターカーの協力体制を構築し、緊急で搬送された患者様を迅速にERやICUへ移動し治療する事が可能です。

 

プログラムの理念、全体的な研修目標

プライマリーケアとエマージェンシー・ケアを身につけた人間性豊かなジェネラル・フィジシャンを育成する。

  1. 総合医としての基本的診療能力
  2. 良好なコミニケーションと行動変容支援
  3. 場に応じた問題対応、解決
  4. 医療の社会性
  5. 医療の質や病院管理
  6. 臨床現場で教育のできる総合医の育成を目標とします。

総合診療科においては、幅広い疾患に対する初診を中心とした外来診療、専門各科にまたがる問題を持つ患者に対する病棟診療、救急科と 連携した初期救急などを提供し、 内科においては、循環器科、消化器科、呼吸器科、糖尿病科を持ち地域への専門医療を提供している。小児科においては、乳幼児健診、予防接種、幅広い外来診療、病棟診療を提供している。救急診療科においては、重度外傷への救急医療から ER 救急まで幅広い救急医療を提供している。

 

ローテーション・連携施設一覧

総合診療Ⅰ 総合診療Ⅱ 内科
石垣島徳洲会病院(沖縄県)
宮古島徳洲会病院(沖縄県)
西平医院(沖縄県)
南部徳洲会病院(沖縄県) 石垣島徳洲会病院(沖縄県)
南部徳洲会病院(沖縄県)
救急科 小児科 その他領域
南部徳洲会病院(沖縄県) 南部徳洲会病院(沖縄県) 沖永良部徳洲会病院(鹿児島県)
与論徳洲会病院(鹿児島県)

 

診療実績

1日平均外来患者数 630.7名/月
1日平均入院患者数 352.2名/月
内科:のべ入院患者数 38,833名/月
小児科:のべ外来患者数 959名/月
救急科:救急による搬送等の件数 6,028件/年

 

メッセージ

 地域で活躍する総合診療専門医が、誇りをもって診療等に従事でき、これから総合診療専門医資格の取得を目指す若手医師にとって、夢と希望を与えるプログラムとなることを目指し、病院、診療所などで活躍する高い診断・治療能力を持つ総合診療専門医の育成を目指す。

連絡先

南部徳洲会病院 総務課 研修事務担当:島袋 貴光
TEL:098-998-3221 FAX:098-998-3220
E-mail shima@nantoku.org