宇治徳洲会病院総合診療専門研修プログラム

プログラム統括責任者

橋本 泰

 

プログラムの特徴

本プログラムには、総合診療専門研修指導医が8名在籍しております。
研修プログラムにおいては指導医が皆さんの教育・指導にあたりますが、皆さんも主体的に学 ぶ姿勢をもつことが大切です。総合診療専門医は医師としての倫理観や説明責任はもちろん のこと、プライマリ・ケアの専門家である総合診療医としての専門性を自覚しながら日々の 診療にあたると同時に、ワークライフバランスを保ちつつも自己研鑽を欠かさず、日本の医療や総合診療領域の発展に資するべく教育や学術活動に積極的に携わることが求められます。本研修 プログラム での研修後に皆さんは標準的な医療を安全に提供し、疾病の予防に努めると ともに将来の医療の発展に貢献できる総合診療専門医となります。
また、本研修プログラムでは、①総合診療専門研修Ⅰ(外来診療・在宅医療中心)、②総合診療専門研修 Ⅱ(病棟診療、救急診療中心)、③内科、④小児科、⑤救急科の 5 つの必須診療科と選択診療科で3年間の研修を行います。このことにより、1.人間中心の医療・ケア、2.包括的統合 アプローチ、3.連携重視のマネジメント、4.地域志向アプローチ、5.公益に資する職業規範、6. 診療の場の多様性という総合診療専門医に欠かせない6つのコアコンピテンシーを効果的に修得 することが可能になります。
専門研修基幹施設(以下、基幹施設)と専門研修連携施設(以下、連携施設)の施設群で行われ、それぞれの特徴を生かした症例や技能を広く、専門的に学ぶことができます。

 

ローテーション・連携施設一覧

専門研修期間 3年間

 総合診療専門研修Ⅰ (6カ月)

宮古島徳洲会病院

総合診療専門研修Ⅱ (12カ月)

宇治徳洲会病院 (基幹施設)

必須領域別研修

  1. 内科(12カ月) 宇治徳洲会病院 (基幹施設)
  2. 小児科(3カ月) 宇治徳洲会病院 (基幹施設)
  3. 救急科(3カ月) 宇治徳洲会病院 (基幹施設)

※総合診療専門研修Ⅱの期間を利用して、宇治徳洲会病院にて眼科・ペインクリニック疼痛緩和外科・緩和ケア内科・脳神経外科・人工透析内科・泌尿器科・整形外科・産婦人科・放射線科・形成外科の研修を行うことが可能です。
また、藤井病院にて内科研修を行うことが可能です。  (合計6ヶ月間まで)

総合診療Ⅰ 総合診療Ⅱ 内科
宮古島徳洲会病院(沖縄県) 宇治徳洲会病院(京都府) 宇治徳洲会病院(京都府)
藤井病院(広島県)
救急科 小児科 その他領域
宇治徳洲会病院(京都府) 宇治徳洲会病院(京都府) 宇治徳洲会病院(京都府)

 

診療実績

  1. 外来患者数・・・外来患者数 179,383名/年
  2. 入院患者・・・14,267名/年
  3. 病床数・・・479床
  4. 救急件数・・・ 約10,000件/年(ドクターカー3台 保有)
  5. 常勤医師・・・190名程度で、学閥はありません。
  6. 当直医・・・16名体制。

※同施設には介護老人保健施設や、同敷地内には特別養護老人ホームも配置されている。

他科の専門研修基幹施設認定について

1)内科、2)外科、3)小児科、4)麻酔科、5)救急科、6)整形外科

メッセージ

必須領域別においても、専門研修の基幹施設になっており、充実した環境で研修を行って頂けます。
症例も多く、地域医療も学べるプログラムになっておりますので、是非一度見学に来てください。

連絡先

総務課 医師人事室 吉田 明央
E-mail :senmon-kensyu@ujitoku.or.jp