なぜ総合診療が求められるのか

ー 指導医 瀬戸雅美  湘南鎌倉総合病院総合診療医 育成プログラム(湘南鎌倉総合病院)

 

これまでのキャリアを教えて下さい。

1994年に神奈川県東海大医学部卒業後、国立国際医療センター、茅ケ崎徳洲会病院で全科スーパーローテートをし、湘南鎌倉総合病院でチーフレジデント、うわまち病院ER医、大船中央病院総合内科を経て、2019年から湘南鎌倉総合病院へ復帰し、総合診療科部長として勤務しております。

これまでの指導内容や得意分野を教えて下さい。

私は、まずは何でも診てみることが大切だと思っています。
院外・院内からの困った問題全てに対処し、専門医が必要なときは適切なタイミングで紹介し、解決できる問題は自分たちで解決し、患者さんが幸せになれるような医療を目指しています。
Biologicalな問題は勿論(診断困難症例の解決)社会的、心因的因子も含め、患者さんにとって最善な医療は何なのかを診療、また教育をしていけたらと思っております。

皆さんへメッセージをお願いします。

総合診療科は特定の領域はありません。
患者さんが困ったこと全てのことに対して全人的(家族、地域も)に医療を行うという医師としての基本姿勢を貫くことが重要で、その知識のみならずその態度·マインドをもち、患者さんに先生に診てもらえて良かったと言っていただける医療を目指して一緒に鍛錬しませんか?